変額個人年保険は保険料以外に諸経費がかかると聞きました。具体的に教えてください。 - 年金保険の新規加入 - 保険相談 見直し.jp - 宮城　（仙台・大崎・栗原・登米・古川、その他周辺地域）

変額個人年保険は保険料以外に諸経費がかかると聞きました。具体的に教えてください。

【ご相談事例】

変額個人年保険には、保険料以外に諸経費がかかると聞きました。
具体的に教えてください。

【ご回答】

支払った保険料の運用実績によって年金額が変動する「変額個人年金保険」には、さまざまな諸経費がかかります。

そのひとつが保険の契約時に必要な「契約初期費用」です。

金額は一時払い保険料から数パーセント差し引かれるのが一般的ですが、契約初期費用がない変額個人年金保険もあります。

契約を管理するための費用には、契約の維持や死亡給付金の最低保証のための「保険関係費用」や、特別勘定の運用にかかる「運用関係費用」があります。

これらの費用は年率数パーセントの割合で、積立金から毎日控除されます。

また、年金開始後の年金財産を管理するための「年金管理費用」もあり、年金年額に対して1％程度が1年に一度控除されます。

契約から一定期間内（１～10年程度）の解約時に必要になるのが「解約控除」で、積立金の数パーセント程度が、解約時に返戻金から控除されます。

ただし、解約控除がかからない変額個人年金保険もあるので、保険の契約時には確認しておきたい項目です。

このように、変額個人年金保険にはさまざまな手数料がありますが、具体的な金額は保険会社によって異なります。

変額個人年金保険の契約時には「どんな手数料があるのか」「どんな場合に手数料を支払わなければならないのか」「具体的な金額や利率はどのくらいなのか」などを確認し、あらかじめ理解しておきましょう。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。