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がん保険を契約する場合には、「上皮内新生物」の取り扱いを確認したほうがいいと聞きました。
詳しく教えてください。
上皮内新生物は「がん」が胃や腸などの臓器の上皮にとどまっている状態のことで、その部分を切除すれば完治する可能性が高い「初期のがん」と言われています。
一方、「悪性新生物」や「悪性腫瘍」は、「がん」が臓器の奥にまで入り込んでいて、がん細胞がリンパ液や血液にのって周辺の臓器へ転移している可能性がある状態を指しています。
このように、「上皮内新生物」と「悪性新生物」・「悪性腫瘍」はその後の経過が大きく異なるため、がん保険も「上皮内新生物」の場合に給付対象にしていないケースがあります。
■「上皮内新生物」の取り扱いパターン
1.「悪性新生物」・「悪性腫瘍」と同額の給付金を支払うケース
2.「上皮内新生物」の場合には、給付金を減額して給付するケース
3.特約を付けている場合に限り、「上皮内新生物」でも給付するケース
4.「上皮内新生物」では全く給付金が支払われないケース
このように、「上皮内新生物」に対する取り扱いはさまざまなので、契約前には「上皮内新生物」と診断された場合にどの程度給付金が支払われるのか、あらかじめ確認しておくことが大切です。
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